愛猫のQOLを考えるなら、日頃の食事を見直しませんか。
愛猫が元気で若々しく、快適な生活を送るためには愛猫の体をつくる基本の食事は重要です。
ヒューマングレードのキャットフードを、愛猫の体に合った「キャットファースト」で選ぶこと。それこそ、1日でも長くわが子と一緒に過ごすための第一歩になるのです。
愛猫のフード選び「3つのポイント」
愛猫家なら、わが子が口にするものを選ぶとき何かしらのこだわりを持っていると思います。とはいえ、たくさんのブランドと数あるキャットフードの中から厳選するのは難しいと感じている方も多いでしょう。
愛猫の健康を願うなら、次の3つのポイントを意識したフード選びをしたいものです。
①着色料や保存料などを含まない無添加のフードを選ぶ
市販のペットフードには「発がん性」リスクのある着色料や保存料が使われているものがあります。
猫は「赤色」が見えないにもかかわらず、「赤色2号」や「赤色102号」などの着色料があえて添加されているのです。着色料の危険性について、もう少し詳しくしりたい方は、下のリンクから過去の記事をご覧ください。
いつものフードに添加されていませんか?まずは原材料をチェックしてみましょう。
②「4Dミート」と言われる肉副産物が使用されているフードを避ける(安価な市販品に注意)
「4D」とは4つの英単語の頭文字からきています。
「4Dミート」の意味をご存知だったとしても、「4D」を気にしてフード選びをしている方は少ないかもしれません。市販のペットフードの中には粗悪な原材料でコストを抑え、危険な添加物で日持ちを優先させているものもあるのです。
では、「4Dミート」の「4D」が何を意味するのか見てみましょう。
①DEAD:屠殺以外で死んだ動物の肉 ②DISEASED:病気の動物の肉 ③DYING:死にかけの動物の肉 ④DISABLED:障害がある動物の肉
「肉粉」や「肉骨粉」などの美味しそうな原材料名に安心してしまいがちですが、本体は捨てられるはずの肉副残物が混入いている危険性はゼロではありません。「ミートミール」や「家禽ミール」、「ミートボーンミール」などの表記からは「4Dミート」の存在を感じさせず、むしろ美味しそうですよね。
環境省と農林水産省が共管する法律「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」が2009年6月1日に施行され、ペットフードの安全確保の体制が施行前よりは整ったとはいえ、この法律も実は万全ではありません。
ペットフードの原材料に含まれる添加物の表記は任意であり、そもそも5%未満の成分に関しては、原材料や原産国を表示する義務がないのです。
実は、ペットフードの製造会社に判断を委ねられている部分が多い法律。「日本製」を選ぶときでも、原材料表記だけでは見えない部分に意識を向ける必要があります。
ペットフードを製造販売している会社のこだわりや理念にも注目してみましょう。「信頼」できる会社かどうかを見極めて選ぶことが大切です。
③グレインフリーまたは、良質なタンパク質を多く使用しているフードを選ぶ
肉食である猫は、小麦やとうもろこしなどの穀物類の消化は得意ではありません。消化しにくく胃腸に負担をかけてしまい、吐き戻しの原因が普段食べているキャットフードだったという事例もあります。
「グレイン」とは「穀物」のことを言い、穀物を含まない高タンパク質のキャットフードが「グレインフリー」のキャットフードです。
猫は肉食なのに、そもそもなぜキャットフードに穀物が使用されているのか疑問に思いませんか。
答えは簡単です。
肉類のタンパク質は原材料の価格が高いため、安くてコスパの良いキャットフードを作ろうとすると安価な穀物類をたくさん使うのが良策だからです。安価な市販のキャットフードほど、原材料に多くの穀物類が使われています。肉食である猫にとっては、良質なタンパク質が豊富に配合されたフードの方が体に良いのは言うまでもありません。
穀物類が多く含まれているキャットフードは、食後の血糖値を急激に上げてしまうリスクもあります。また、穀物類にアレルギー反応が出る猫も少なくありません。活動量の多い成猫には特に、良質なタンパク質が多く含まれているキャットフードを与えたいですね。しかしながら、タンパク質の多い食事は愛猫の腎臓に負担をかけてしまう場合もあります。
腎臓機能の低下が疑われるシニア猫や腎疾患を患う猫にとっては、高タンパクのフードは腎臓に負担をかけてしまいます。そのため腎不全を患う猫のための療法食は、あえてタンパク質の量が減らされており、穀物の含有量多くしてバランスを調整されているのです。
腎臓への負担軽減を考慮すべき猫でなければ、「グレインフリー」の安全安心なフードを選ぶことで、愛猫のQOLを上げることができそうです。
「グレインフリー」の高品質なドライフードを選ぶ際には、穀物類は使用されていないものの、消化が良くアレルギーのもとにならない良質な食物繊維もしっかりと配合されているものを選ぶこともポイントです。
「グレインフリー」を選ぶとき、タンパク質の量だけを気にしていませんか?愛猫の胃腸の調子を整え、消化不良による吐き戻しなどを起こしにくいフードを選びましょう。
キャットファーストの有名「グレインフリー」ブランドおすすめ3選
1、「GRANTDS」グランツ 獣医師推奨 フランス生まれのキャットフード
フランス生まれのキャットフード「GRANTDS」は、無添加のグレインフリーキャットフード専門ブランドです。着色料や保存料、香料などはもちろん無添加。
チキンとサーモンの高品質なタンパク質をダブルで配合し、タンパク質のバランスも良好です。
粗繊維も消化吸収の良いものだけを4.5%配合しているので、お腹の調子を整えたい猫ちゃんにもおすすめ。クランベリーやブルーベリーなどの尿路ケアに有効な嬉しい成分も入っています。
「GRANTDS」のこだわりはパッケージにもあります。あえて500gのパッケージ一択で、それ以上の量が入っているものは販売されておりません。開封後の酸化による品質の低下を最小限に抑え、いつでも美味しく新鮮な食事を愛猫に与えられるように配慮されています。
また、他のプレミアムフードには無い凄すぎるサービスが「GRANTDSにゃんこ相談室」!
LINEで獣医師や獣看護師に相談できるサービスで、「GRANTDS」を定期購入している間は無料で相談できるのです。通常この手のサービスは、契約後に定期利用料が発生するのが通常です。
愛猫のためにこだわりのキャットフードを購入することで、無料で安心サービスが利用できるなんてお得すぎます。
プレミアムフードの「GRANTDS」ですが、定期便がとにかくお得。
定期便は継続するほど割引率が高くなる仕組みになっています。最大20%オフになるという割引率の高さには正直驚きました。高品質なキャットフードがコスパ良く購入できるのは嬉しいですね。
「GRANTDS」は市販されておらず、原則として公式サイトでのみ購入可能です。
今なら公式サイトから「お試しサンプル 3味セット」がお申し込みできます。愛猫の好みに合うかどうか、まずは「お試しサンプル 3味セット」で試してみると良いでしょう。わが家でもお試し中です。
フランス製グレインフリーのプレミアムキャットフードGRANDS(グランツ)公式サイトはこちら↓
2、カナガン キャットフード
「カナガン」はイギリス産のグレインフリーキャットフードです。
ヒューマングレードの素材にこだわり、英国王室のエリザベス女王からも表彰(The Queen’s Award for Enterprise : Interational Trade 2017受賞)された歴史があります。世界39カ国で愛されている正真正銘の高品質キャットフードです。
高品質のため価格も安くはありませんが、獣医師の94%が推奨しているとのこともあり、愛用者が多いのもカナガンの特徴と言えるでしょう。チキン味とサーモン味の2種類あり、愛猫の好みによって選べます。
人工香料や着色料は使用せず、トウモロコシや小麦などの穀物も一切未使用。食物繊維は海藻やサツマイモなどのゆっくりと消化される上質な食物繊維源を使用している点がポイントです。
オメガ3脂肪酸が豊富なサーモンオイルを配合。使用されているチキンも「放し飼い」のヒューマングレードというのも他にはなく、愛猫家に指示される所以でしょう。
「カナガン」は市販されておらず、原則として公式サイトでの購入のみになります。コールセンターも「ペット栄養管理士」などの資格を保持しているスタッフが常駐しており、安心のポイントとなっています。
まずは公式サイトでチェックしてみましょう。
3、「モグニャン」キャットフード
わが家でも長年愛用してきた「モグニャン」。
前述した「カナガン」のペットフード専門工場で製造されており、ペット先進国イギリスの安心と安全がそのまま活かされています。
「カナガン」スタッフが、さらに香りと味わいを追求したプレミアムフードとして愛猫家の間でも評判のグレインフリーのキャットフードです。小粒なので、仔猫やシニアでも食べやすいのがポイント。
わが家でもさまざまなグレインフリーのキャットフードを試してきましたが、多頭飼いで不安だった「食いつき」も問題なく、みんな美味しそうに食べてくれました。
尿路系の疾患に不安があったので、尿路系の疾患に良いとされる「セイヨウタンポポ」や「クランベリー」、「オメガ3系脂肪酸」の配合されたグレインフリーを探していたところ、モグニャンと出会いました。
「モグニャン」を選んだもう一つの理由は、信頼性の高いイギリスのプレミアムフード「カナガン」と縁が深いこと。わが子の口に入るものは、私たち人間が口にしても安心で安全なものを選びたいものです。
わが家の猫’sがシニア層に入り、慢性腎不全の療法食を動物病院から勧められる以前は、長いこと「モグニャン」のお世話になっていました。長男は16歳で次女も14歳と高齢ですが、年齢を感じさせない見た目でよく褒められます。フード選びへのこだわりが無かったら、こんなに若々しい姿ではなかったかもしれません。
フードは愛猫の体を作るものだから、とことんこだわって良いのです。
「モグニャン」も市販では販売されておりません。
公式サイトからの定期購入を活用することで、安心安全のプレミアムフードをコスパ良く購入できるのでおすすめです。
最後に
いかがでしたか。
日本のペットフード業界は、ペット先進国のイギリスやドイツ、フランスやベルギーなどと比べ、品質に対する規制や考え方がまだまだ甘いのが現状です。猫が家畜であった時代の「飼う」という概念から、日本はまだ抜け出せずにいるようですね。
「日本のものなら安心」という根拠のない安全神話は、ペットフードに関しては言えば通用しません。
わが子のために安心安全なフードを「キャットファースト」で選びましょう!
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