こんにちはmoch@です。
「おやつタイム」を設けるかどうかで、1日の幸福度って全然違いますよね。心の健康に適量のおやつはきっと必要。食の楽しみのない人生なんて絶対につまらないですし、美味しいものをいただくと幸せな気持ちになります。
それはきっと、愛猫も同じ。
「ペットにおやつは不要」と考える方もいらっしゃる様ですが、健康志向とはいえ、毎日1〜2食の同じキャットフードばかりじゃ、なんだか可哀想。愛猫のQOLを考えるなら、おやつを与えないのではなく、安心して与えられるおやつを選ぶことが大切です!
愛猫家の皆さんが悩める「おやつ選び」を、ちょっとだけお手伝いさせていただきます。
ペットフードに着色料?!
(そのおやつ、待って!)そのおやつ、添加物は大丈夫?
皆さんは、愛猫のおやつを選ぶ時に「原材料」をチェックしていますか?
ペットのおやつなのに、なぜ着色料が使われているのか不思議に思ったことはありませんか?
そもそも猫の色覚は「2色型色覚」。青や紫、緑や黄色の光は感知できますが、赤色の光を感知するための細胞はありません。要するに、猫に赤色は見えないのです。
しかしながらペットフードには、赤色の着色料が入っているものを見かけます。お肉味を想像させるような、何とも微妙な赤色のドライフードの粒。ペットフードのCMなどで見たことがある方も多いはずです。赤色が見えないのなら、わざわざ入れる必要はありませんよね。
ペットフードの着色料は、人間が見て美味しそうに見えるかどうかで添加されているものなのです。美味しそうに見せ、手にとってもらいやすくするという販売戦略でしかありません。
着色料の危険
ペットフードに使われている着色料の中には、発がん性の疑いのあるものがあります。
特に、安価なペットフードほどさまざまな着色料が使われていることがわかります。
合成着色料の中には、日本では認められているのに、海外では認められていないものも数多く存在します。それらを毎日食べ続ければ、愛猫の体内に蓄積され悪影響を及ぼす危険性があります。この事実は誰も否定できません。
着色料の「赤色2号」や「赤色102号」は食用タール色素です。この「赤色2号」や「赤色102号」の発がん性は認められており、アメリカやベルギーなどでは食品への使用を禁止しています。
「赤色3号」や「赤色40号」も、発がん性のリスクが懸念され、アメリカをはじめドイツなどで食品への使用を禁止しています。
「赤色105号」は、私たちがよく口にするソーセージやハムなどに使用される着色料ですが、発がん性や染色体異常が起こるリスクがあるにも関わらず、日本では食品への添加を禁止していません。
赤系の着色料は、青系や緑系など他の着色料に比べ発がん性のリスクを伴うものが多いようですが、他の色なら大丈夫というわけでもありません。白色の着色料として使用されることがある「二酸化チタン」は、化粧品などに用いられることが多い添加物ですが、アルツハイマー病になる可能性があると言われています。
これらは、マウスなどの動物実験の結果で危険性が認識されているものです。少量とはいえ食べ続ければ、体内に少なからず蓄積されます。人間よりもずっとずっと小さな猫のカラダ。猫の健康を考えたフード選びを心がけることは、とても重要です。
昨今の犬猫の死因上位に「ガン」があります。着色料をはじめ食品添加物との関係性が全くないとは言い切れません。普段の食餌から、これらの有害な成分を摂取させないように意識することが大切ですよね。
添加物なしのおやつを選ぶポイント
日本のペットフードは、おやつに限らず嗜好性の高いものが多いようです。
「食いつき」は大切かもしれませんが、愛猫の体に悪影響を及ぼす危険性があるものを、嗜好性の高さだけで選ぶことは避けたいですよね。かといって、ペットフードが陳列する棚の前で、原材料を片っ端からチェックするのも大変です。
迷惑な客だったと思いますが、ペットショップの棚の前で片っ端から原材料をチェックしていたことがありました。安心して購入できるものが3つくらいしかなく、落胆したことを覚えています。
種類豊富で嗜好性が高そうなおやつがたくさん並んでいるのに、安心して与えられるものがこんなにも少ないとは・・・。
最近では、無添加のキャットフードの種類も増えてきましたが、海外ほど豊富ではありません。
「時間が限られている中で、安心して与えられるおやつを選びたい・・・」そんな方に、無添加で安心なおやつを選ぶポイントをお伝えします。
ポイントは、素材そのままの「フリーズドライ」おやつを選ぶことです。
フリーズドライおやつの利点
フリーズドライは、生の新鮮な食材を急速に冷凍し、真空後に温度を少しずつ上げていき水分を取り除く製法です。私が考えるフリーズドライおやつの利点は5つあります。
【フリーズドライおやつ5つのポイント】
①熱処理をしていないので、熱に弱い栄養素などが失われにくい
②素材そのものにもこだわっている商品が多い(ヒューマングレードなど)
③余計な着色料や保存料などの添加物が使われていないものが多い
④そのまま与えたり、ぬるま湯で戻したり、愛猫に合わせて様々な与え方ができる
⑤手作りのご飯を作る際にも重宝し、ペットの防災グッズとしてもストックできる(普段のおやつにすることで、消費しながら備蓄することが可能)
フリーズドライおやつの欠点
【フリーズドライおやつの欠点】
●値段が少々お高め
●ついつい分量以上に与えてしまいがち
質も良く手間をかけているので、他のおやつと比べると少々値段はお高めです。ですが、質と安全性を考えれば、むしろコスパ的に最強なのかもしれません。
フリーズドライは、サクサクといった軽い食感で味も凝縮されており、愛猫が欲するままについつい食べさせすぎてしまうことがあります。
それは私たちが、同じ量の茹でたじゃがいもは食べれないのに、ポテトチップスやフライドポテトにするとついつい食べれてしまうのに似ています。フリーズドライのおやつを与える際は、1日に与えても良い量を計量し、1日数回に分けて与えるなどの工夫が必要です。
食いつきがちがう!おすすめフリーズドライのおやつ10選
わが家には、現在4匹の猫がいます。
色々と試したところ、猫’sの食いつきが圧倒的に違った10個の商品をご紹介しましょう。
NO.1 【みちのくファーム】フリーズドライ 若鶏ささみ
みちのくの豊かな食材をそのままギュッ!国産若鶏を使用しているから、安心して与えられます。
楽天市場からお探しの方はこちら↓
Amazonからお探しの方はこちら↓
実はこのおやつ、「犬用」と記載がありますが「猫用」のおやつとして与えてもOKなのです。
2022年3月に東京ビックサイトで開催された「インターペット〜人とペットの豊かな暮らしフェア〜」で、このおやつを知りました。このイベントに「みちのくファーム」さんが出店しており、こだわりの商品を見て、わが家の猫たちにも食べさせたいと思ったのが購入のきっかけです。
「犬用」と記載があるので、スタッフの方に猫用について聞いてみたところ、犬用と記載してあるもののフリーズドライのため、猫に与えても全く問題はないとのことでした。
ただ、犬用として販売しているだけあって、ひとつひとつが大きめのカットになっています。適量をちぎって与えましょう。他の猫用フリーズドライに比べ、とてもコスパがよく、大きめのカットがまた美味しそうなのです。こちらのチーズのフリーズドライは、わが家のバロンが好物です。
国産の原材料を使用しており、もちろん無添加・無着色・保存料不使用です。
NO.2 【Whitefox】北海道産 秋鮭フリーズドライ
北海道産の秋鮭を使用した贅沢なおやつです。袋を開けた瞬間、焼き鮭のような芳しい香りがふんわり。
楽天市場からお探しの方はこちら↓
ホワイトフォックス 北海道産秋鮭のフリーズドライ(ダイス) 犬猫用17g(4562159071158)※お1人様4個限り
まとめ買いならAmazonがオススメ↓
わが家の長男ショコラの大好物。1日2〜3回はおねだりされます。北海道産の秋鮭を使用しているだけあり、猫’sたちの食いつきが違います。もちろん、無添加・無着色、保存料も不使用です。
「ダイスカット」を選べば、猫のひと口にちょうどよく、お湯でふやかして与えるなら「スライス」タイプがオススメです。パッケージもおしゃれで気に入っています。
NO.3【ママクック】フリーズドライの信州サーモン
こちらもわが家の猫’sがイチオシのおやつ。
ホワイトフォックスに比べて大ぶりのカットなので、与えがいがあり、猫たちもガブッとかじりつけます。
楽天市場からお探しの方はこちら↓
フリーズドライの信州サーモン猫用 17g国産 無添加 猫用 おやつ サーモンママクック
Amazonからお探しの方はこちら↓
ママクック 猫用おやつ フリーズドライ 信州サーモン猫用17g × 2袋 + SLS限定エチケット袋
契約工場で養殖から加工までを一貫して生産された新鮮で安全な信州サーモンを使用しています。
高級で大変美味しいお刺身として捌いた生鮭を加工。無添加・無着色、保存料も不使用で安心。おいしくないわけがない。とっても喜んで食べるので、素材の良さを感じます。
NO.4【ママクック】フリーズドライのシラウオ
楽天市場からお探しの方はこちら↓
ママクック フリーズドライのシラウオ 猫用(10g)【nitem_2107】【ママクック】
高級魚のシラウオを贅沢にも丸ごとフリーズドライしたおやつです。
国内産の生食できるシラウオを原料にしており、栄養満点で美味しさも違います。わが家では、ラムネちゃんの大好物です。原料へのこだわりや、高級魚のシラウオ丸ごとがたっぷり入っており、コスパも最高です。
もちろん、無添加・無着色・保存料不使用です。
Amazonからお探しの方はこちら↓
シラウオが丸ごとフリーズドライされているので、細くて長めの形状です。与える際は、適量を手でちぎるか細かくカットして与えた方が良いでしょう。
NO.5【Whitefox】北海道産 真鱈のフリーズドライ
楽天市場からお探しの方はこちら↓
ホワイトフォックス 北海道産真鱈のフリーズドライ(ダイス) 犬猫用 12g(4562159071134)※お1人様4個限り
Amazonからお探しの方はこちら↓
低脂肪な天然の真鱈を使用しており、すべてが北海道産。真鱈は低カロリーで低脂肪なので、ダイエット中の猫ちゃんにもおすすめです!
タンパク質が豊富でビタミン12も多く含まれる真鱈は、シニア猫に積極的に与えたい食材のひとつ。歯の丈夫ではないシニア猫には、ぬるま湯で少し戻して与えると食べやすいですよ。
NO.6【カントリーロード】 COUNTRY ROAD キュービックチーズ
楽天市場からお探しの方はこちら↓
【 猫 おやつ 】カントリーロード COUNTRY ROAD キュービックチーズ【 猫のおやつ 猫用おやつ キャットフード ペット ペットフード icat i dog 楽天 】【 あす楽 翌日配送 】
塩分を1%まで抑えてあり、低塩分で安心。減塩チーズをフリーズドライしています。ニュージーランド産のチーズを日本で加工しており、8mm角で猫ちゃんが食べやすい大きさになっています。
身体に良い発酵食品をおやつで与えられるのは嬉しいですね。小粒なので、与えすぎも防げます。無添加・無着色・保存料不使用です。
Amazonからお探しの方はこちら↓
NO.7【ママクック】フリーズドライのムネ肉
楽天市場からお探しの方はこちら↓
ママクック フリーズドライのムネ肉 猫用(150g)【ママクック】[キャットフード]
Amazonからお探しの方はこちら↓
大きめのムネ肉ブロックがとっても美味しそう!手でちぎって好きな大きさにしたら、そのまま与えても良いし、ぬるま湯でふやかせばあっという間に無添加のウェットフードになっちゃいます。
ママクックでは、厳選された国産原料を使用しそのままの美味しさを残すことを目標としています。
ママクックのフリーズドライ ササミ・ムネ肉の原材料は、兵庫県但馬地方より仕入れをしており、美味しく栄養価の高い鶏であることもポイントです。
ちなみに、ささみは鶏肉の部位の中でもリンが多いため、慢性腎不全のわが家の猫には、こちらのムネ肉を中心に与えています。腎不全の場合、療法食などでタンパク質量も制限しておりますので、タンパク質豊富なこの手のおやつの与えすぎには注意が必要です。
鶏ムネ肉は良質なタンパク質が豊富なので、成長期の猫や食が細くなったシニア猫にピッタリ。無添加・無着色・保存料不使用で安心です。
NO.8 ALORU(アロル)生乳ドライヨーグルト[ビッツ/30g]
飾っておきたくなるような洗練されたパッケージも魅力の、胃腸にやさしいおやつです。
楽天市場からお探しの方はこちら↓
アロル(ALORU) 生乳ドライヨーグルト [ビッツ/30g] ※犬猫共用
Amazonからお探しの方はこちら↓
エフエルエフ 乳酸菌・生乳フリーズドライチーズALORU(アロル) ペット用おやつ 30g
愛猫の「腸活」にも興味があるなら、このおやつがおすすめです。
牛乳と乳酸菌だけで作られている「生乳ドライヨーグルト」。
チーズのフリーズドライフードが好きな猫ちゃんなら、好みの味だと思います。チーズのような黄身がかった色味のトリーツで、いかにも美味しそう。牛柄のオシャレなパッケージは飾っておきたくなる可愛さです。1袋30g入りで約700円程度です。
NO.9 【ママクック】 フリーズドライほたて
わが家のラムネちゃんが大のお気に入り!
ベビーホタテが丸ごとフリーズドライされたおやつです。指で簡単に崩すことができ、サクサクした食感もクセになりそう。猫によっては好き嫌いが分かれますが、好きな子はドハマリしちゃうおやつです。
ホタテは、タウリンやビタミンB12が豊富!愛猫に積極的に与えたい栄養豊富な食材です。
とはいえ貝類なので、ホタテを与える際には内臓やヒモ部分には注意が必要。普段の食事で与えようとするのは難しく、栄養高いホタテを与える機会が少ない中、おやつタイムでホタテの栄養素を摂取できるのはありがたいですね。
ヒモ部分もフリーズドライになっているので、気になる方は取り除いても良いでしょう。与えすぎにはご注意ください。
楽天市場からお探しの方はこちら↓
ママクック フリーズドライのホタテ 猫用(11g)【ママクック】
Amazonからお探しの方はこちら↓
【2個セット】 ママクック 猫用おやつ フリーズドライのホタテ 11g
最後に
いかがでしたか。
猫のおやつは、栄養学的には不要とされていますが、何よりも愛猫のストレス緩和に役立ち、また、普段のコミュニケーションツールとしても大いに役立ちます。
総合栄養食であるキャットフードを中心に与え、しっかり栄養管理をした上で、1日分の用量を守って与えましょう。
素材の栄養を損ねず加工されたフリーズドライのおやつは、積極的に摂取したい栄養素を効率よく取り入れるのにも役立ちます。
何よりも、美味しそうにおやつを頬張る幸せそうな愛猫を眺めると私たちもハッピーな気持ちになりますよね。安心・安全なおやつで、より質の高い暮らしをぜひ、お猫様に!
コメント