愛猫の飲水量、気になっていませんか?
わが家では4匹の猫たちに「Catlog(キャットログ)」を装着し、日々の飲水回数をチェックしています。同時に、トイレは3台の「ペットケアモニター」を使用し、猫たちそれぞれの日々の排尿回数と尿量をチェック。飲水量も排尿回数も個体差があり、飲水量の少ない子は排尿量も少ない傾向にあるようです。
腎臓病と縁深い猫にとって、新鮮な「純水」がいつでも飲める環境はとても大切。
もし、愛猫の飲水回数や量が減ってきていたら要注意です。尿路疾患や腎疾患のリスクを上げないためにも、愛猫がすすんで水を飲んでくれる工夫をしましょう。
今回は、愛猫も人も満足の「純水」を作り出すことができるウォーターサーバーを紹介したいと思います。
愛猫にはどんな水を与えるべきなの?
愛猫家には常識ですが、ミネラルたっぷりの水を愛猫に与えるのはおすすめできません。
なぜなら、水に含まれるミネラル成分が結石などの尿路疾患を誘発し、将来の腎疾患リスクをも上げてしまうからです。水道水に含まれる残留塩素や不純物は可能な限り取り除き、ミネラル類も排除した「純水」を与えるのが理想です。
まろやかな口当たりの純水は飲みやすく、安心して与えられます。猫は「水の味がわかる動物」です。花瓶や水槽の水、井戸水や池の水、洗面器に溜まった水など風変わりな場所にある水を好む猫も多いでしょう。猫にはその子なりのこだわりがあり、人よりも「水の味」にうるさいのです。
水をまろやかな味に変えるウォータボウルや、濾過フィルターのついたウォーターファウンテン、水がまろやかになるセラミックの石など、猫に飲水を促すグッズはたくさん売られていますが、自宅の水道水を「純水」に変えることができたならどうでしょう?人も愛猫も満足できて一石二鳥なうえ、コスパも良好です。
No.1水道水を猫も安心の「純水」に変える!「OCEAN」
ペット用ウォーターの多くは、ペットの尿トラブル防止のため「RO方式の濾過」製法でミネラル分を除去し、「純水」を作り出して販売されています。
OCEANの水道直結型ウォーターサーバーは、自宅の水道水を使用しお好みで「ミネラル水」または「純水」を作り出すことができる画期的なウォーターサーバーです。アパートや賃貸契約のお部屋でも取り付けが可能です。純水はペットだけでなく、赤ちゃんにも安心して与えられます。
サーバー代はどれだけ使用しても月額3980円で使用が可能。通常のウォーターサーバーのように、サーバーのレンタル代の他に水の購入代金がかからないので、お財布にも優しい設計です。ご自宅の水道水を「純水」にすることで、愛猫の「尿トラブル防止」に役立てることができますね。
家族のQOLを考えながらコスパも良い賢いウォーターサーバー選びができます。
【OCEAN】は「RO方式の濾過」で「純粋」が作り出せるからペットのいるご家庭では重宝するわね。
塩素などの不純物を取り除き殺菌もしてくれるから、毎日の料理や飲水も安心よ。牛乳やミネラル水も純水になる技術なの。
水道直結型のウォーターサーバーの中には、濁りや残留塩素などの不純物は取り除くものの、ミネラルは残して浄水するタイプがあります。ボトル交換タイプのミネラル水ウォーターサーバーよりはミネラル分過多になりにくいのですが、できればミネラルも取り除き「純水」にできるものを選ぶるのがポイントです。愛猫やペットの健康を考えるなら、サーバー選びで必ずチェックしてほしいポイントです。
No.2 ROメンブレンフィルター方式を選んで純水に!「ウォータースタンド」
「ウォータースタンド」は、ウォータースタンド株式会社が提供する水道直結型のウォーターサーバーです。 水道直結型のサーバーなので、こちらも水ボトル代は別途不要。
「OSEAN」同様に浄水タイプを2つのタイプから選択でき、ROメンブレンフィルター方式を選ぶことで「純水」を作り出せるウォーターサーバーなのです。
ウォーターサーバーの浄水方法は種類があり、多くは不純物だけを取り除いてミネラルを残す浄水方式のみを採用したサーバーが多い中、愛猫はじめペットの健康に優しい「純水」を作り出せるサーバーは限られています。
先にご紹介した「OSEAN」同様、水道とつなぐ工事は必要となりますが、一度取り付けてしまえば面倒なボトル交換が不要なうえ、今なら月々3850円からのサーバーレンタル料金のみで利用が可能です。サーバーの種類もいくつかタイプがあり、タイプによってレンタル料が違うのでご自宅に合ったサーバーを選びましょう。
冷水・温水・常温水が選べます。見た目もシンプルでインテリアの邪魔をしません。対応エリアが中国地方と四国地方のみになるようです。お住まいの地域でも対応が可能かどうか、事前に確認しておくのが良いでしょう。
No.3 工事不要で水道水を浄水する!「ハミングウォーター」
水道水を使うウォーターサーバーの多くは、水道管とサーバーをつなぐための工事が必要になります。そこがネックになり、サーバーの導入を迷われている方も多いでしょう。
「ハミングウォーター」は、その面倒でコスパの悪い工事が不要。水道水を使うサーバーはもれなく工事が必要と思い込んでいたので、初めは「どうやって?」と疑問に思いました。
「ハミングウォーター」は、水道水をサーバーのタンクに注ぐだけ。毎日10Lもの水道水をおいしい水に変えることができます。ウルトラフィルターとマイクロフィルターの2段階式浄水で、残留塩素やクロロホルム、ジブロモクロロメタンなどの不純物を80%以上取りのぞき澄んだ水を作り出せます。冷水・温水・常温水が選べるので、愛猫に与える時には常温水を選ぶのがベストです。
ただし、ミネラル分も除去した「純水」にできるか調べたところ、ホームページにもミネラル分の除去に関する情報はありませんでした。ミネラル分は残したまま不純物だけ取り除くタイプである可能性が高いと思います。
水道水のミネラル分は各地の水源の水質により異なります。愛猫の健康を考えるなら、純水にできるサーバーの方がより安心できると思いますが、フィルター付きのウォーターファウンテンなどをすでに使用されていて、残留塩素や不純物をあらかじめできる限り取り除いておきたい愛猫家のお宅におすすめです。何より工事不要なのは嬉しいですね。
お水は水道水を使用するので、水の料金はかかりません。サーバーのレンタル代と交換フィルター代、配送料などがコミコミで月々3300円(税込)のみと格安。初回設置時のみ、出荷手数料が別途2200円(税込)かかります。利用開始から2年間の保証付きで安心なうえ、電気代も省エネ設計です。
サーバーの見た目もコンパクトでシンプル。幅が26cmしかないので、狭いお部屋での設置も検討の余地ありです。
残留塩素をはじめとする不純物を取り除いた水は、お米を炊いたり水出しコーヒーを作ったり、お料理にも幅広く使えます。何より、愛猫の飲み水をサーバーのボタン一つで用意してあげられる手軽さと安心感が嬉しいですね。無駄がないシンプルさが売りです。
猫の1日あたりの水分量は?
わが家は多頭飼いです。
20年以上にわたり多くの猫たちと暮らしてきましたが、猫の飲水量や回数には個体差があり、小まめに飲む子もいれば飲まない子もいて割とはっきり分かれます。
つい最近、主治医と「飲水量と排尿回数」について話す機会がありました。愛猫の飲水に関して大切なのは、個体差を受け入れて把握しながら、これまでと比べてどう変わったのか、状況の変化をしっかりと見ておくことだと言います。
もともとあまり水を飲まない子もいますが、全く飲まない子はいません。水を飲む量や回数の変化に着目し、以前よりも減っているのなら、早急に何かしらの工夫や環境整備が必要です。
一般的には、猫が1日に必要な水の量は、体重1Kgあたり50ml程度が適量と言われています。(参考:Catlog公式ホームページ 「猫が上手に水分補給できる方法」(ヘルスケア)より)
与えているフードがドライフードをメインにしている場合、それ以上の水分摂取を促したいところです。
あまり水を飲まない子だと勝手に飼い主が思い込んでいるケースも少なくはありません。水道水からペット用飲水に変えたり、器を変えたり、水を置く場所を変えただけで、途端に水を飲むようになったという話もよく聞きます。
まずは、愛猫がいつでも清潔で安心して飲める水を用意してあげることが大切なのだと思います。
最後に
いかがでしたか?
美味しくて新鮮な水で愛猫の飲水量を増やし、夏場の脱水はもちろん尿路疾患や腎疾患の予防ができれば安心です。
私たち人間も、体の半分以上が水でできていると言っても過言ではありません。人間の体の50%〜75%は水が占めているのなら、不純物の少ない澄んだ水を積極的に摂取したいですよね。
水は生命の源であり、体をつくる大切な要素。
愛猫をはじめ家族の健康を考えるなら、まずは「水」から考えてみませんか?
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